補修費用の項目で意外と多いもの
排水エルボ紛失
エルボ。 皆さんご存じでしょうか? 洗濯の排水エルボです。 コレ↓
防水パンに元々設備として設置してあることが多いのですが、引っ越し時に引越し業者さんがエルボごと撤去してしまうケースも多いのがコレ。
知らずに引っ越し先へ持っていってしまって・・・紛失扱いで補修費の請求の発生が意外と多いのがエルボ。
エルボの請求って1,000円から9,000円。
9,000円って高すぎー!!って個人的には思うのですが、
貸主側の主張は人件費のあるんだから〇×▽△…とか。
1,000円だってランチ代くらいにはなるのだから無駄にはしたくないですよね?
エルボは引っ越し時当日でも間に合うので搬出の際は注意しましょう。
残置物撤去
そして、少額だけど意外と多いのが「残置物撤去費用」。
つまり自分で買った日用品等がお部屋に取り残されている状態。
例えば、物干し竿や、キッチン収納や洗面下の収納に入れていた日用品など。
収納の中、確認するの忘れていた・・・なんてことも結構あるので、
搬出の際はすべての収納、引き出しを開けておくのもおススメです。
物干し竿など家庭ごみとして処分できないものは事前に不用品処理はが必要になりますが、費用はおおよそ500円前後が多いですよね。
これが原状回復の残置物撤去費用として補修費に計上されると、大体2,000円から5,000円。残置物の量によってはもっと費用がかさむこともあります。
粘着物除去費用
粘着物?なんやねんそれ、っておもいました?? これです↓
キッチンやお風呂、洗面へ便利だからってフック付けたりしませんか?
原状回復とは入居前の新品な状態に戻す必要はないのですが、ご自身でつけたフックや窓に張ったフィルムはきれいに剥がして明け渡ししましょう。
フックやフィルムがそのままだと、剥がす費用(粘着物除去費用)として2,000円から5,000円くらい請求されることもありますよ。
筆者は管理会社として原状回復の手続きをしていた際、
よく入居者から
「フックとるなんて5秒で取れるやろ!これくらいで請求するんじゃねー。」
と言われましたね・・・まあ、お気持ちは分かりますが…
ご自身で設置されたものは撤去してから明け渡してね。じゃないと費用を請求されることがあります。
設備なのかわからないとき
一番早いのは、貸主または管理会社へ確認すること。 意外と、契約書や重要事項説明書へ記載していないことのほうが多いんです!
コレ、退去直前でも貸主や管理会社へ確認することで、
「設備であるか、無いか。」の回答もモチロンですが、
「無料で処分しておきますよー。」とか言ってくれるケースも大いにありますからね!
事前相談は大いに効果大です!
引越日当日でも間に合う、無駄な補修費の発生を防ぐコツのまとめ
今回は、簡単ですが
「引っ越し当日でも間に合う無駄な補修費の発生を防ぐ方法」
についてお話しました。
正直、転勤族以外はしょっちゅう行うこともない、引っ越し作業。
ただでさえ、荷物の整理や梱包、転居先の変更手続きの数々で多忙と多くの出費がかかっているなかで
せめてもランチ代くらいの無駄な費用を抑えられたらいいな、という思いがありました。
どうぞ、引っ越し作業が終わったら、浮いたお金で、おいしいランチでもしていただけたら嬉しい限りです。
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